公立・私立を問わず、通常は秋頃(10月〜11月)に次年度の募集が行われますが、人気のある園では願書提出のために早朝から行列ができることもあり、保護者にとっては情報戦とも言える重要なイベントとなります。

家庭の教育方針と園とのマッチング
願書は単なる申込書ではなく、園側が「家庭の教育方針」や「親の協力体制」を知るための重要な資料です。

多くの願書には、志望動機や、家庭で大切にしているしつけの方針、子供の性格(長所・短所)を記入する欄があります。園側はこれを通して、園の理念と家庭の方針が合致しているか、集団生活において特別な配慮が必要かなどを判断します。そのため、事前に園の見学会に参加し、園の特徴を理解した上で記述することが合格への鍵となります。

健康・発育情報の正確な開示
最も重要なのが「備考欄」や「健康状況」の記入です。食物アレルギーの有無、既往歴、トイレトレーニングの進捗状況、言葉の発達など、保育に関わるデリケートな情報は正直かつ詳細に書く必要があります。

これらを隠して入園すると、給食や活動中に重大な事故につながる恐れがあります。園側は「完璧な子供」を求めているのではなく、「園と家庭が連携して適切に保育できるか」を見ています。不安な点があれば、願書提出時に相談メモを添えるなどの対応が推奨されます。