マイナンバーカード(個人番号カード)は、身分証明書として使えるだけでなく、オンラインでの行政手続きや健康保険証としての利用など、その用途がますます広がっています。
しかし、「申請方法がよくわからない」「手続きが面倒そう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マイナンバーカードを初めて申請する方でも迷わないよう、準備するものから受け取りまでの流れをステップ・バイ・ステップで分かりやすく解説します。
ステップ1:申請の前に準備するもの
まず、申請を始める前に以下のものを手元に用意しましょう。
個人番号カード交付申請書(申請書ID付き)
マイナンバーが通知された際に送られてきた「通知カード」または「個人番号通知書」に付属しています。
この申請書に記載されている**申請書ID(23桁の数字)**が、オンライン申請で必要になります。
もし紛失してしまった場合は、お住まいの市区町村の窓口で新しい申請書を発行してもらえます。
顔写真データ(オンライン申請の場合)
スマートフォンやデジタルカメラで撮影した顔写真のデータを用意します。
写真の規定:
最近6ヶ月以内に撮影したもの
正面、無帽、無背景
ファイル形式はJPEG
郵送の場合は、規定サイズの証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)を準備し、申請書に貼り付けます。
メールアドレス(オンライン申請の場合)
申請サイトからの連絡を受け取るために必要です。
ステップ2:自分に合った方法で申請する
申請方法は主に4つあります。ご自身の状況に合わせて、最も便利な方法を選びましょう。
1. スマートフォンによる申請(一番おすすめ)
最も手軽で簡単な方法です。
スマートフォンのカメラで「個人番号カード交付申請書」のQRコードを読み取ります。
申請用のWEBサイトが表示されたら、画面の指示に従い、メールアドレスを登録します。
登録したメールアドレスに届いたURLにアクセスします。
顔写真登録画面で、事前に撮影した写真をアップロードするか、その場で撮影します。
生年月日などの必要事項を入力し、電子証明書の発行希望などを選択します。
入力内容を確認し、申請を完了させます。
2. パソコンによる申請
検索エンジンで「マイナンバーカード 総合サイト」と検索し、オンライン申請用サイトにアクセスします。
画面の案内に従い、申請書に記載されている**申請書ID(23桁)**を入力します。
氏名、メールアドレスなどを入力し、顔写真データをアップロードします。
必要事項をすべて入力したら、内容を確認して申請を完了させます。
3. 郵送による申請
「個人番号カード交付申請書」に必要事項を記入し、署名または記名押印します。
証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)を所定の場所に貼り付けます。
送付用封筒に入れて、ポストに投函します。
封筒がない場合は、「マイナンバーカード 総合サイト」から封筒のテンプレートをダウンロードして作成できます。切手は不要です。
4. まちなかの証明写真機からの申請
一部の証明写真機は、マイナンバーカードの申請に対応しています。
申請書(QRコード付き)を持参し、対応している証明写真機を探します。
タッチパネルで「マイナンバーカード申請」を選択します。
料金を投入し、撮影ブース内でQRコードをスキャナーにかざします。
画面の指示に従って顔写真を撮影し、必要事項を入力して申請を完了させます。
ステップ3:申請後の流れとカードの受け取り
申請から交付通知書の到着まで
申請が完了すると、不備がなければ約1ヶ月~2ヶ月ほどでカードが作成されます。カードの準備ができると、お住まいの市区町村から**「交付通知書」(ハガキ)**がご自宅に届きます。
市区町村窓口でのカード受け取り
交付通知書が届いたら、以下のものを持って、指定された交付場所(通常はお住まいの市区町村役場)へ受け取りに行きます。
【受け取り時の持ち物】
交付通知書(ハガキ)
本人確認書類
運転免許証、パスポート、在留カードなど、顔写真付きのものなら1点。
健康保険証、年金手帳、社員証、学生証など、顔写真がないものの場合は2点必要です。
通知カード または 個人番号通知書(あれば持参)
住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
【窓口での手続き】
窓口では本人確認が行われ、その後カードに設定する**暗証番号(パスワード)**を決めます。暗証番号は複数あり、それぞれ用途が異なりますので、事前に考えておくとスムーズです。
署名用電子証明書:英数字6~16桁(e-Taxなどで使用)
利用者証明用電子証明書:数字4桁(マイナポータルへのログインなどで使用)
住民基本台帳用:数字4桁(転入出手続きなどで使用)
券面事項入力補助用:数字4桁(個人番号や住所の読み取り時に使用)
※2〜4は同じ番号に設定することも可能です。
暗証番号の設定が完了すれば、その場でマイナンバーカードが交付されます。
まとめ
マイナンバーカードの申請は、一度流れを理解すれば決して難しいものではありません。特にスマートフォンからの申請は、自宅で数分あれば完了します。
身分証明書や健康保険証として日常的に役立つ便利なカードですので、この記事を参考に、ご自身に合った方法でぜひ申請してみてください。